賃貸物件選びに外せないこだわりポイントはありますか?
家賃や広さももちろんですが、最上階を希望している方も多いと思います。
今回は最上階の賃貸物件の家賃やメリット・デメリットをご紹介します。
最上階の賃貸物件の家賃とは
賃貸マンションの家賃は一般的に1階の部屋を基準に定められています。
たとえば、1階は7万円・2階は7万3千円・3階は7万6千円と最上階に近づくほど家賃が高くなる傾向があります。
例外として、エレベーターがないアパートの最上階は低・中層階と同じくらいの家賃か少し低く設定されていることが多いです。
また、最上階は低・中層階と比較して少し間取りが異なることがあります。
大まかな造りは一緒だとしても、部屋が扉で区切られていたり、バスやトイレが分かれていたりと小さな違いがあることが多いです。
そういった要因から最上階の部屋と低・中層階の部屋とでは家賃が違うことがあります。
最上階の賃貸物件の見晴らしは良い?
最上階の賃貸物件の良さといえばやはり見晴らし。
都会の賃貸物件では夜景、自然が豊かな賃貸物件では大きな山や季節ごとの花火などを楽しめます。
最上階の部屋からの見晴らしは格別です。
また、最上階になると周りの建物から部屋が見える可能性も低くなるので、見晴らしだけではなくプライバシーもしっかり守れます。
最上階の賃貸物件に住むデメリット
最後に最上階の賃貸物件に住むデメリットをご紹介します。
デメリット①外の空気の影響を受けやすい
最上階の賃貸物件は、低・中層階の賃貸物件と比較すると外の空気の影響を受けやすいです。
夏は暑く、冬は部屋が寒く感じる方も多いです。
最上階はとくに天井の熱が伝わり、冷房が効きづらくなることもあります。
デメリット②災害の影響を受ける
マンションの構造上、低層階よりも最上階のほうが地震の影響を受けやすいです。
低層階と比較すると最上階のほうが長く揺れることになるため、大型の家具などをしっかりと固定しておきましょう。
また、地震や火事の際はエレベーターを使用することができません。
そのため避難に時間がかかるので、あらかじめ避難経路を確認しておくと良いでしょう。
デメリット③エレベーターでストレスが溜まりやすい
賃貸物件の規模の割にエレベーターが少ないと、エレベーター待ちが発生してストレスに感じることがあります。
最上階はエレベーターを使用することが前提なので、移動が面倒に感じる方もいらっしゃると思います。