賃貸物件をお探しの方は、玄関ポーチが設置されている物件を見たことはあるでしょうか。
インテリア性があって防犯対策にもなる玄関ポーチは、あると嬉しい設備のひとつです。
今回は、玄関ポーチが設置された賃貸物件についてご紹介します。
玄関ポーチのある賃貸物件のメリットとは
賃貸物件の場合、外扉を開けるとすぐ廊下になっていることが一般的です。
しかし、外扉の前に空間を設け門扉を設置することで、玄関の外にちょっとしたスペースが生まれます。
一戸建ての物件には当たり前のようにあることが多いですが、こういったスペースを玄関ポーチと言うのです。
ここに玄関ポーチがあることによって大きく分けて2つのメリットが生まれます。
1つ目のメリットは防犯対策になるという点です。
ほかの住居との差別化が図れてプライバシーが守れる点や、部外者が侵入しづらくなるという点から防犯対策上のメリットが大きいです。
さらに、玄関ポーチに防犯カメラなどを設置しておけば、より一層防犯効果が高まるでしょう。
2つ目のメリットはインテリア性が高いという点です。
玄関ポーチはインテリア的に見栄えが良く、戸建てに住んでいるような印象が持てます。
室内だけでなく外扉の先までこだわることで、お洒落な部屋を演出できるでしょう。
ちなみに、「アルコーブ」という玄関前に共用廊下から少しくぼみが作られている賃貸物件もあります。
玄関ポーチと混同されることもありますが、違いは門扉の有無です。
賃貸物件における玄関ポーチの使い方とは
賃貸物件にあるとメリットが多いためおすすめな玄関ポーチですが、使い方を間違えると近隣トラブルに発展する危険性もあるため注意が必要です。
大前提として、賃貸物件における玄関ポーチはマンションの共用部分であるということを覚えておきましょう。
ただ、共用部分のなかでも専用使用権が設定されており、入居者だけが使えるスペースとなっているのが一般的です。
そのため、ある程度の範囲ならば私物を置いても問題にならないことが多いですが、管理規約によって使用に制限がある可能性もあります。
また、賃貸物件では管理会社による共用部分の定期清掃がおこなわれるため、門扉を開けて掃除をしてもらえます。
ただし、その際に玄関ポーチに私物を置いていると、何かの拍子に私物が破損してしまう危険性も考えられます。
そのため、玄関ポーチに私物を置く際は管理規約の範囲内で、掃除の邪魔にならないようなものだけを置くと安心できるでしょう。
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まとめ
今回は玄関ポーチのある賃貸物件について、玄関ポーチのメリットと使い方についてご紹介しました。
あると防犯対策になって戸建てのように見栄えの良い玄関ポーチですが、使い方を間違えるとトラブルに発展してしまいかねません。
あくまで共用部分であるという事を理解したうえで、節度のある使い方をするように心がけましょう。
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