賃貸物件をお探しの際、エレベーターがあるかどうかを気にする方も多いでしょう。
小さなお子さまがいるご家庭の方は、子どもを抱っこし、ベビーカーを持って階段を上るのは不安定で転倒のリスクがあります。
そこで今回は、姫路市で賃貸物件をお探しの方に向けて、エレベーターの設置基準やエレベーター付き賃貸物件のメリット・デメリットについて解説します。
エレベーター付きの賃貸物件とは？設置基準についても解説
姫路市にも多くのエレベーター付きの賃貸物件はありますが、もちろん付いていない賃貸物件もあります。
エレベーターの設置基準は建築基準法と各自治体の条例によって決まります。
建築基準法では「何階以上は設置する」といった階数による基準はなく、建築基準法第34条にて高さ31mを超える建築物に非常用の昇降機を設置すること、となっています。
物件ごとに床から天井までの高さは異なるので、階数ではなく建物の高さによって基準を設けています。
さらに地域に適した基準を各自治体ごとに条例で決めていますので、「○階以上の建築物には、エレベーターを設置すること」と定めている場合があります。
エレベーター付き賃貸物件のメリット
大きなメリットは上層階でも階段を使わずに移動ができるので楽な点です。
たくさんの荷物を持ちながら階段の上り下りをするのは、腕や膝に負担がかかってしまうでしょう。
また外階段の場合だと、冬場に階段が凍結し転倒する可能性もありますが、エレベーターならその心配はありません。
子どもがいる場合、抱っこして階段を上り下りするのは危険ですが、エレベーターがあれば子どもをベビーカーに乗せたまま上り下りが可能で非常に便利です。
高齢者にとっても、階段で足を踏み外すなどの不安もなく、また高齢の親が遊びに来たりする場合も階段で不自由な思いをさせることもないでしょう。
エレベーター付き賃貸物件のデメリット
デメリットとしては管理費や共益費の費用が増えるため、家賃が高くなる点です。
エレベーターが付いている賃貸物件の場合、共益費がエレベーターがついていない物件と比べて2倍程度高くなることもあります。
姫路市で賃貸物件探しをする場合も、しっかりチェックしたほうが良いでしょう。
また朝や夕方など多くの入居者がエレベーターを利用するため渋滞する可能性が高いです。
それぞれの階に止まる、待っていてもなかなか上がってこないなど、ストレスを感じることもあるでしょう。
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まとめ
エレベーターの設置基準は建物の高さによって決まります。
さらに自治体によって詳細が設定されているので、姫路市でエレベーター付きの賃貸物件をお探しの場合は、階数だけで判断しないようにしましょう。
安全に移動ができる点はメリットですが、その分家賃が高くなります。
階数によっては高い家賃を払う必要がないこともあるので、ライフスタイルなども合わせて賃貸物件を選びをしましょう。
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